台湾の暮らし まえがき

台湾の人は優しい

日本人旅行者も在住者も多くの方が感じていますが、「台湾の人は優しい」!

そうなんです。カウンターで注文に困っていたら、どこからともなく現れる「日本語勉強してますの人」

道端でガイドブックの地図をあっちこっちひっくり返しながら道に迷っていたら現れる「連れて行ってあげるの人」

牛肉麺を食べようとしたら相席している円卓の向こうから突如声をかけてくる「食べ方レクチャーの人」

大阪のおばちゃんタイプの人かと思いきや、意外と若い男性だったりするのも驚きです。

お店では、お腹いっぱい食べた後に届けられる「お店からのサービス」。これはたいてい、さっき食べたのと味が違うスープ(試してみて!)とか、今デザートまで食べたけどまた違う味のデザート(これもオイシイヨ!)とか。いやもうお腹いっぱいだけど、日本人としてはせっかく厚意でくれたのに残せない!という窮地に追い込まれること確実。愛は時として人を追いつめるのです。

朝市を冷やかしていると、隣で買い物していたおばあちゃんが突然こっちを向いて流ちょうな日本語で「私も昔日本に住んでましたよ。今は息子が東京にいます。」と自己紹介して去っていく。

そしてほぼ100%の確率で「行ったことのある日本の都市」を披露してくれる台湾の人たち。「私、日本が大好きなんです!」
imag1784

台湾はあっという間にとりこになる国

私たちが台湾に本格的に引っ越してきたのが2015年の4月ですから、在台歴かれこれ1年半になります。といっても、会社作るためにリサーチとか準備とかいろしていたので、始めて台湾に正式に部屋を借りたのが2014年3月。その頃は台湾と日本を行ったり来たりしていました。懐かしいなぁ。今でも1,2カ月単位で日本に帰ってますが。

ちょうど、台湾がブームになる直前、といったところでしょうか。台湾のことはまったく知らず、はるか昔ツアーで来たことがあったかな、ぐらいのものでした。てらきちさんなんて、台湾はまだ道路も未舗装で、砂埃がスゴイと思ってたらしい。道路に砂ぼこりって、、、中世ヨーロッパですか!?

それが、住みはじめてみると、あっという間に台湾のとりこになったものです。それはほかの日本人もそうで、多くの人が台湾ラブ。旅行者だけじゃなくて、暮らしている人がこんなにラブになる国も珍しいと思っていたら、海外在住者が選ぶ世界の住みやすい国・都市のランキングとやらで1位に選ばれたようです。参照:フォーカス台湾

だいたい、香港に暮らしていた時は、在港日本人からこんなラブビーム出てなかったもんね。感じ悪いしね、香港の店員とかさ。でも台湾にいる日本人は、駐在者が「帰国命令が出たから会社辞めて自分で会社はじめました、だって日本に帰りたくなかったからね~」とかザラです。というかもはや、かなり高確率の選択肢。

暮らして見えてきた台湾の魅力

在台数年の私なんて、在台10年とか20年(101の辺りは昔は田んぼばっかりだったのよ~)な方たちには及びませんが、台湾の魅力は暮らすと分かる。そして、妙に自分にも他人にもお堅くて、他人行儀で距離があって、本音を見せずに陰で愚痴る性質のある日本人でさえも、明るくておおらかで相手の悪いところもまぁいいか、という台湾気質に変えてしまう力が、この国にはあるのです。

日本に暮らしていると気づかない日本の良さも悪さも、海外に暮らすとよく分ります。それはどの国も同じでしょう。私もあちこちで暮らして、それぞれの国でさまざまに違ったものを受けとりました。そんな中、暮らしの中で少しずつ自分が開いていく、というのが台湾の印象です。自分に対して、他者に対して、世界に対して。

面白くて不可思議な台湾の暮らしの中に、ちょっと幸せになる、少しだけ自由になるたくさんのヒントが隠されています。きっとその日常の空気感こそが、日本人を変えてしまう台湾の秘密。そんな台湾での暮らしをお届けしますね~!!

 

Related Entry

台湾の暮らしは、予想外のことでできている。

ただそこにとどまる、ぼんやり見つめる、深呼吸する、音をきく。...

朝の日の出とともに自然と目が覚める暮らし

台湾のオーガニックショップ(有機)で買い物する時の注意点

台湾の70年老木文旦の驚きのおいしさに人生を思う

仕事と暮らしのバランス。台湾の楽園(台東)に引っ越します!