バナナってこういう風になるんだ!想像を超えたバナナの育ち方にびっくり!

台北にも街角にバナナの木を見かけることはあったけど、どれも、すでにバナナがなっているか、まだ花が咲いているタイミングで、実際にあの花からどのようにバナナが成るのか、見たことはなかったということに台東に来て気づいた。

台東はさすが台北よりもずっと南にあるだけあって、しかも田舎だから、いたるところにバナナやココナッツの木が山盛り茂っている。

台東で新しく知り合った人の家(台東に引っ越してきて6日目にして、人の家をすでに10軒は見ただろうか・・・賃貸のための物件をのぞいて)の庭で見たバナナの木。

花からバナナという果実が出来る様子を見て、なんでかすごくびっくりした。バナナの花(オウムの口みたい)を見たときもびっくりしたけれど、それ以上に、その花からバナナができていく過程に感動した。

↑写真下部の紫の部分がバナナの花。そこにくっついた緑の部分が若いバナナ。右奥が大きくなったバナナ(これぐらいになれば普段見慣れたバナナの房の形)

バナナってなんとなく、安くてイマイチな果物っていう印象だった。まずくもないけど、大して美味しくもないし、ただねっとりして青臭くて甘いだけのものっていう印象だった。台湾に来ていろんなバナナを食べて、そんな貧相なバナナの印象はまるっきり変わり、むっちりと甘くて少し酸味ががって複雑な香りがあって繊細で、なんて高貴な果物なんだろうと。それなのに、たっぷりの果実を与えてくれる気前の良さ。ほっとくと実るから、家の庭なら農薬なんていらないし、どこにだってはえてるし。

台湾に来て、バナナは大好きな果物になった。だけど、そのバナナがどんな風に育つのかは見たこともなかったなぁ。見たこともないということにさえ、氣づいてなかったなんて・・・。台北という大都会に暮らして、どれだけ自分の食べているものへの関心が薄れていたかにあらためて驚いた。

京都の古民家に暮らしていた頃、野菜や米を育てて、種から芽が出て、次の実が実るまでにどれだけ長い時間がかかるのかを目の当たりにして、恥ずかしながら本当に衝撃を受けた。大根も、じゃがいもも、梅も、人参も、玉ねぎも、スーパーで買って安いだの高いだのいっていた物が、なんだってたくさんの時間と育てる人の労力と経験がなければ食べられないんだと知った。

でもその気持ちも、台北で暮らすうちに便利さに慣れて忘れかけていた。それを思い出せてよかった。生きることは、ともに育つこと。長い月日をかけて育ってきた命を頂いて、私は生きている。

今日もバナナ食べよっと。

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