アレルギー性のまぶたのかゆみと腫れを自分で治す方法

この1か月ぐらい、右まぶたの目頭側のところが少しぷっくり腫れていた。今までアレルギーの経験はないけど、たぶんこれは小麦の仕業。台湾に来て小麦を食べすぎているのは自覚していたけれど、台東に引っ越してからとくに朝食にパンを食べることが増えていた。

以前にも軽い症状が出て、小麦をやめたらぴったりと症状が治まったので、たぶん今回も小麦だろうと思っていたのに、懲りずに食べ続けているうちに、少しずつ腫れはふくらんできて、そのうち左目まで軽い症状が出始めた。

さすがにこれはよくないなと、ここ1週間ぐらいあわてて小麦をやめてみた。いきなりは厳しかったので、はじめの数日は、少しだけならOKとしてゆるめに。パンはやめて、砂糖不使用の自分の手作り菓子なら少し、という感じ。

この機会に自分をじっくり観察してみた。

体調がおかしいなと思ったら、大事なことは自分で自分の状況を把握して、できるだけ体の回復の妨げにならないようにすることだ。病院や薬局にいって薬をもらって「痛みもかゆみも熱もなかったこと」にするべきじゃない。根本的な問題があるから症状が出ていることを忘れなければ、病は体からのサインだと分かる。

そういえば、少し前から下唇の下部が乾燥してカサカサになっている。便秘はしていないけれど、その調子は良かったり悪かったり。かかとが乾燥気味でこちらもカサカサしている。先月の生理は血の塊が多くて、久しぶりに腹痛もあった。生理前に胸もはった。

冷えてるな。確実に体の中が冷えている。

今年の夏は楽園でめいっぱいゆるんでたから、ビールも毎晩のように飲んだし、たまにはかき氷も食べた。刺身やサラダは食べないし、冷たい水も飲まないけれど、思い返してみたら冷えまっしぐらの食生活だった。夏の疲れは秋に出る。てきめん、出た。

目の上のぷっくりはかゆみも少しあって、かくと荒れて皮が唇みたいにむけてきた。ふとアトピーの原因も体の冷えだということを思い出して、やっぱりなと思った。冷えるとてきめん免疫力が落ちる。すると弱いところから、これまでは隠れていた症状が表に出てくるようになる。

体の中から暖める

問題は、小麦粉と冷えだという気がする。

なので、この機会にビールも生ものも冷たいものは一切やめて、意識して料理に生姜を入れるようにしてみた。というのも、この時期から台湾では「姜母鴨」といって生姜たっぷりの冬の風物詩でもある鍋が解禁となる。夏の間は休んでいるこの鍋屋さんが開店しているのを見つけて、行ってみた。その時思い出したのは、この間友達が言っていた言葉。「夏の食べ物はどうしても体を冷やすから、秋冬は姜母鴨を食べるといいのよ。」

夏野菜は体を冷やすようにできている。だから、冷たいものを食べなくても、夏は体内が冷えがちになる。ましてや冷房暮らしをしていたらなおのこと。だから、冬本番が来る前に体を中から温めて、調子を崩さないように養生する。冬だから温める、んじゃなくて、すでに夏の終わりや秋の初めからしっかりと体を温めることができたら、その差はとても大きいなという気がした。

ビールは自主的に禁止。体の調子が悪いのが冷えのせいだと頭でわかったら、不思議と飲みたい気持ちもなくなった。まだ真夏とはいえ、9月に入って気配が秋めいてきているのも関係しているようだ。

実際、冷えていた私の体は、姜母鴨を食べた翌日から急に調子が良くなった。まぶたも久しぶりに快方に向かっている様子がみえてきた。これだけ分かりやすいとやる気もでる。

そうそう、寝るときに藍染めの腹巻もまくようにしてみた。お腹、大事だから。

小麦粉は代用品で簡単にやめられた

主原因だと思われる小麦粉も、ここ数日はまったく食べないようになった。あれほど毎日パンが食べたかったのに、急にまったく欲しくなくなった。たまにカフェでトーストとコーヒーが欲しくなるけど、今暮らしているこの台東では理想のお店は見つからず、あきらめがつく。買ってまで食べたいとは思わなくなったのが不思議だ。

ここ1か月ほど、新しい家の小さな小さなキッチンでご飯作るのにも慣れてきて外食熱もおさまってきたことだし、ちょうどいい。もちろん台東がすごく田舎で、行こうにもろくな店がないっていうのも一役買っている。家で作って食べたほうが断然おいしいし、何より安全で体も喜ぶ。

玄米麺や米粉マカロニ作も見つけているから、麺やパスタ気分の時にはかわりに食べる。台湾では外食でも小麦の麺以外に、米粉や冬粉や米苔目という麺の選択肢があるから、店を選べば麺類を食べていながら小麦を食べずにすむ。これだと我慢してる気持ちもまったく起きないので難なく小麦粉をやめられるようになった。体調が戻るまでだと思っているからできるというのはあるけれど。

台湾では、というか台東では米粉パンがまだまだ出回っていなくて、日本みたいに美味しものもないだろうと思われる。日本は何かと技術が高い。

季節や状況に合わせて、体を養生する

秋は夏のツケが体に出やすい。それを中医学を通して知ってから、秋口になると少し気をつけるようになった。春もそうお。

そして、この時期に出てきた問題は夏のツケだということを知っておくだけでも、考えの幅が広がって原因が見えやすくなる。

体は年々変わっていくから、去年は大丈夫だったことが今年は少しダメージが大きかったりするかもしれないし、思いがけず暴走していたことに不調を通して気づくかもしれない。小さな積み重ねが結構大きな問題になりかねない。

だから、こうやって体は少しずつ伝えてくれている。無視するともっと悪くなるし、それでも無視すると大きな病気になるのは当然のこと。どこかがかゆい、痛い、冷える、固まっている、腫れる、熱がある、熱が低すぎる、そういうことに注意を払うのは、体との会話だから、意味が分かって解決できると、とても楽になる。それがすごくうれしい。

好きなことをするのと、好きにするのは違うことなんだな。

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