嫌な顔のできる、やわらかな正直者になろう

今日は、突然の来客に嫌な顔をした。

嫌な顔をできたのは、私の中では進歩だった。

相手が嫌な人というわけではなくて、ただお昼ご飯食べてるタイミングで、見知らぬ人が急に訪ねてきた。てらきちさんに対応を任せて家の中に引っ込んだら、家の中までのぞきにきて、嫌だなぁって思ったら自然と迷惑そうな顔になった。

相手は台湾の人だから、どう見ても気にしていなかったけど。

その人たちはこれからご飯を食べに行くというから、ではその後でお茶を飲みにいらっしゃいなと言ったら急に遠慮して、結局もどってこなかった。戻れるような道筋じゃなかったのかもしれない。もしまた来てくれたら、今度は心の準備もできて楽しく話せたのにな、と思う。

もっと、みんなが率直だったら、私は相手の言葉を心から信じられるし、相手も私の言葉をそのまま受け取れる。なのに、いろいろ考えて気をつかって、その結果距離が離れちゃうんだもんなぁ。

台湾に住んでみると、台湾人は日本人よりずっと率直で、とても付き合いやすい。とはいえ、台湾は日本文化の影響が強く、人によっては日本人に近い。でも香港の人はもっと率直だった。断るときは行きたくない時、承諾すれば行きたいとき。もしかして気使わせたかなとか、本当は楽しくなかったのかなとか、そういうことは本人の責任だから、人がとやかく計算して気をまわしすぎる必要なんてない。

そういう人付き合いが私は好きなんだなぁ。

なのに、どうして私はそのまんまの思いをすんなりと身にまとえないんだろう。思いを表に出すときはエイヤってぶつけるか、理論武装するか、とても場所を選んで相手を選ぶ。

嫌われたくないんだろうな。

でもその気持ちも大切なのかもしれない。

知り合いのある女性は、率直に自分の気持ちを顔に出す人で、しかもすごくつっけんどんで気難しいタイプで、するとだんだん疎遠になっていったのも確か。私だってじつは、気分がころころ変わる人より、穏やかでほっとする人のほうが好きだ。いくらいい人だとわかっていても、態度がぶっきらぼうすぎると気をつかって疲れるときもある。

うん、自分には嘘をつかずに、最低限の気づかいは忘れずにいきたい。

やわ

らかな正直者って感じがいいな。

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