感覚を信じて、暮らし方をデザインする

暮らし方をデザイン、というときっと「計画」だとか「整理整頓」が浮かぶ人が多いと思う。きちんとしていて、整っていて、すっきりしている感じに。

でも、暮らしかたをデザインするということの本当の意味は、自分の感覚を知っているということだ。

感覚さえ知っていれば、もうそれでいい。

はい、それで暮らし方のデザイン完了!

頭で考えるデザインは、どんなに頑張っても、すでに知っていることのコピーでしかない。だから、人生の紆余曲折の経験が少ないうちは、人生の意外性や寄り道の面白さや、そういった素敵なことがはぶかれてしまう。

正しく、まっすぐに、抜け目なく、きちんと。

そういう暮らし方は、ほころびができたらとても弱いし、自分にも他人にも厳しいものになってしまう。

たとえば頑張って、映画みたいに成功したとしよう。コーヒーを片手に仕事に打ち込んで、帰ると家は完璧に整ってる、なんてかっこいい暮らしは、お手伝いさんがいてこそ成り立つ。でもね、お手伝いさんがいればいたで、気をつかうし悩みもある。表に見えるいいところだけ切り取ってみても、それは本当にいい暮らしといえるだろうか。

だけど、自分の感覚が今の暮らしによりそっていれば、自分にとっての道が見えてくる。寄り道したって楽しめるし、立ち止まってもいいじゃないかと思える。何が起きても対応できるし、もしも乱れたって、それはそれ。いつだって軌道修正できる。

嫌だな、と思うことを大切にしよう。嬉しいな、と思うことを大切にしよう。

嫌だと思うべきことや、嬉しいと思うべきことに自分を合わせるんじゃなくて、ただ本当に自分が感じたことを、大切にしよう。

世間の常識と違っても大丈夫。私は私を信じる。

そういう暮らしのデザインの仕方もある。

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